Abyss

日々のぼやき。遺書。脳内プレイバック。

アルコールは君を救えるか

 

生きる上で無駄なことなんて何一つない。

 

 

今こうして感傷的な気分に浸り、ハイボールを流し込みながらヘッドフォンをしてつらつらと脳内の言葉をディスプレイへ映し出す行為だってそうだ。

 

 

貴方と出逢って、言葉を交わす上で恋に堕ちてしまった。

 

それが今、愛へ変わろうとしている。

 

少女が女性になろうとしている。

 

 

 

 

これは様々な人間に出会い、傷つき、それでも人間を愛し、躁と鬱を行ったり来たりしてる自分を抱きしめながら息をする少女(をとめ)の脳内の一部である。

 

 

 

 

17歳の頃、死ぬ程好きな社会人の彼女がいた。

後にも先にもこんなにも人に入れ上げたのはこれが最後だっただろう。(今交際している彼がとうの昔に越えました)文字通り彼女は私の全てだった。彼女も私と同じくらい、酷く盲目的に愛してくれた。

 

けれどそんな恋は呆気なく終わりを迎えた。

 

 

そんなものだ、人同士の恋愛なんて。永遠など存在しない。ただの口約束なのだ。彼女が私の側を離れてから、一人の女性を一途に想えなくなった。そのうち酒を覚えて、暗闇に浮かぶ眠らない街新宿を彷徨っていた。

 

 

 

それでもやっぱり、寂しさは埋められない。多忙な日々を乗り越える為の誤魔化しのアルコール。

 

それを飲み込む時間の孤独。

 

それに苛まれない為に私はインターネットに手を伸ばした。