Abyss

日々のぼやき。遺書。脳内プレイバック。

あたしは、ゆあにはなれない。

自分が思ってるより自分は、自分に対して他人に対して何も考えられてなかった。

 

 

彼に言われて気付いた。

 

あたしは自分が思ってるよりももっと全然人の気持ちになって考えられてない。

 

ゆあみたく常に生きてる意味とか死んだらどうなるだとか、千尋は考えれてない。

 

ゆあは確かにあたしではあるけど、あたしでは無い。あたしよりももっと超越したところにいて、あたしはまだ中学生、悪く言えばママと別れる前の6歳で止まってる。

 

だから彼のことをこんなに愛しているのに、初めてこんなに好きになった異性なのに、結婚なんて絶対しないって言ってたあたしが結婚したいって思えた相手なのに傷つけてる。

 

もっと人の気持ちに、立場になって考えろ

 

 

20歳で死ぬと決めてたあたし。

 

ここから先の生きていくビジョンはまだ真っ白だけど決めていかないといけない。

もう他人に甘えてばかりじゃいられない年齢になってしまった。

 

生きるために思考しろ。もっと。

愛するために。

セカイノオワリを見た事はあるか。

君は世界の終わりを見たことがあるか。

 


最愛の恋人に振られた時、

身体的精神的共に限界な時に恋人が帰ってこなくて涙が止まらない時、理由はなんだっていい。

 


鬱々とした気分が続いている時に最低を見る。

 


自分の意思とは別でボロボロ涙が溢れ出て嗚咽さえ出てしまうだろう。

次の日目が覚めてからなんだか気分がスッキリしているはず。

 


人間は1度最低を見てしまえばあとは這い上がるように出来ている。

1度どん底に落ちなければ前に進めない。前を見れない。

 

 

 

感情を持って考える脳を持った人間に産まれてしまった以上死ぬまでなにかに悩み続けもがき苦しむしかない。それを性だと受け入れて生きればいい。

 


きみは生きてていい。悩んでいい。

 

 

 

その苦しみは無駄じゃない。

 

 

 

夏の空がこわい。きらい。

永遠脳内フラッシュバック。

 


今日は夢に魘されて目が覚めた。起きたら泣いていた。内容は覚えてないけど、起きてからというもの幼い頃の感情を断片的に脳裏に浮かんでいたからおそらく昔のことを見たのだろう。

 

 

 

いつだってそう。

 


あたしが前を向こうとする度に、過去が足首を掴んで後ろへ引こうとする。

 

 

 

今までのあたしならそのまま沼の底まで引っ張り込まれて、答えの出ない問に苦悶していただろう。

 

 

 

 


彼と出会ってあたしは変わった。

 


過去は過去だと割り切って、それすらも自分をつくりあげた全てだから愛するべきなのだと悟った。

 

 

 

だから今まであたしの人生や心に痛みを干渉してきた全ての人間を恨んではいない。

 


こういう時は足を引っ張ってくる過去の自分の方へしっかり振り返って、ちゃんと向き合って全部受け止めて、抱き締めてあげるんだ。

 

 

 

鬱はそう簡単には治らない。けれど鬱状態の時あたしは自己分析をする癖がある。

この時間は嫌いではない。

 

 

 

前を向くことは大切だけど、時に弱くて寂しがり屋の過去の自分を、背負いながら生きる。

 

大丈夫。

"愛する"とはなにか。

「愛することは信じること」

 

 

 

だがこれを鵜呑みにすると、愛とは盲目的な愛以外は何もないことになってしまう。

 


信じるということは、まずは疑ってみてやっと得られるもの。

 


だから、疑うことは愛の芽であり、より真剣に考えるからこそ疑う。

 


もちろん盲目的な愛も愛。

 


けれどそこには根拠がない。なぜ愛するのか、なぜ信じるのか、やっている本人が分かっていない。

 


これはかなり脆弱な愛。脆くも崩れ去ってしまう。

 

 

 

幼い頃のあたしが、「また捨てられるんじゃないか」と腕を引いてくる。

 

 

大丈夫。

 

臆病で疑い深いあたしは、

 

きみを信じられようになった。

 

 

"好き"が"愛"に変わった瞬間。

今日もきみと息を

あなたと出会うまで、"自分の映像作品を一つ世に放ってから命を絶つ"というのが私の人生の目標だった。

その為にはまず映像制作の基礎を知らなければならない。それよりも前に最低限社会で生き抜く為に、通信制の高校で高卒認定を取った。

 

そう、全ては終活だった。

 

この世界を生き抜いたという証拠が欲しかった。しかし人生はそう上手くはいかない。職場や学校での人間関係に酷く悩まされていた。それを誤魔化せる手段として私は酒を手に取って、夜な夜な新宿をさ迷った。

所謂自暴自棄だ。酒は日々の躁と鬱を行ったり来たりする忙しないあたしを留めてくれた。真夜中の闇の中、ずっと寄り添ってくれた。当時の私はいつ死んだっていいと思っていて、酒を呑んで浮ついた気持ちのまま希死念慮とを抱いていた。

 

 

それらは全て、貴方に出逢ってから変わった。

生活が、世界が、一変した。

私は貴方がいるから、働こうと思った。

お酒も程々にしようと思った。

掃除も洗濯も、前よりももっと好きになった。

 

 

明日も生きようと思えた。

 

 

人に依存して生きるのは嫌いだけど、これは依存なんかじゃないと胸を張って言える。貴方は私の頑張る理由であり、明日を生きる意味。今日も夜遅くまでアルバイトをするのは、あなたとこれから先もいる為。

 

 

自分は昔から振り向いて欲しくて、でも上手く甘えられない。そのくせ人一倍寂しがり屋。不器用だから、愛情表現もろくに出来ない。上手く貴方に思いを伝えられなくてすれ違ってしまうけれど、私にとって初めて将来を見据えることのできた人だから。

 

 

この先もずっと、なんて期待してしまう。

愛しています、本当に。

アルコールは君を救えるか

 

生きる上で無駄なことなんて何一つない。

 

 

今こうして感傷的な気分に浸り、ハイボールを流し込みながらヘッドフォンをしてつらつらと脳内の言葉をディスプレイへ映し出す行為だってそうだ。

 

 

貴方と出逢って、言葉を交わす上で恋に堕ちてしまった。

 

それが今、愛へ変わろうとしている。

 

少女が女性になろうとしている。

 

 

 

 

これは様々な人間に出会い、傷つき、それでも人間を愛し、躁と鬱を行ったり来たりしてる自分を抱きしめながら息をする少女(をとめ)の脳内の一部である。

 

 

 

 

17歳の頃、死ぬ程好きな社会人の彼女がいた。

後にも先にもこんなにも人に入れ上げたのはこれが最後だっただろう。(今交際している彼がとうの昔に越えました)文字通り彼女は私の全てだった。彼女も私と同じくらい、酷く盲目的に愛してくれた。

 

けれどそんな恋は呆気なく終わりを迎えた。

 

 

そんなものだ、人同士の恋愛なんて。永遠など存在しない。ただの口約束なのだ。彼女が私の側を離れてから、一人の女性を一途に想えなくなった。そのうち酒を覚えて、暗闇に浮かぶ眠らない街新宿を彷徨っていた。

 

 

 

それでもやっぱり、寂しさは埋められない。多忙な日々を乗り越える為の誤魔化しのアルコール。

 

それを飲み込む時間の孤独。

 

それに苛まれない為に私はインターネットに手を伸ばした。